スゴ育児

息子育ての狂気の日々

止められない止まらない息子の遊びを止める秘密道具が壊れた!

息子は何か作業を始めると呼んでも返事をしなくなる。
何時まで経ってもご飯は食べられないし、お風呂に入れないし、眠れない。
親はついつい怒ってしまい、作業を強制終了させて今度は息子が怒る。
そんな悲惨な日常を大幅に改善してくれていた秘密道具が先日壊れた。
哀悼の意を表して記事を書きます。

この記事では、遊びや作業に没頭して呼びかけに答えなくなる息子が、約束の時間通りに作業や遊びを止められるようになった秘密道具について紹介します。子供は親の思う通りにはならないもの。同じ悩みを持つパパやママの怒鳴る回数が減るといいなと思います。

 

 

before 秘密道具

冒頭にかいたとおり、息子は何かを始めると止まらない。
遠くから呼びかけても無意味で、近くによって呼びかけても無意味で、
息子の顔の前に顔を近づけて呼びかけると、邪魔だと叩かれる。
5分待って、10分待って、30分待って…そろそろ我慢の限界となり、
最後は、大きな声で怒ってしまったり、強制的に作業を止めてしまったりする。
そうすると息子は怒って、拗れてしまい、余計に時間がかかる。
誰か助けて~!!!という日々。

息子に何分かかるか聞いて、その時間待ってみることもしたけれど、
「あとちょっと!」が続いてしまい、改善の気配がなかった。

秘密道具を知ったきっかけ

秘密道具は、通級の先生から教えてもらった。
通級とは、簡単にいうと、特別支援までには至らないものの、
発達障害等ちょっと課題のある子を指導する学級のこと。

息子を通級に通わせるか相談しているときに話題に上がったのがこの秘密道具。
さっそく家電量販店に足を運んで購入。
お薦めされた商品そのものではなかったけど、同じ機能の秘密道具。
はたして、その効果は?

after 秘密道具

秘密道具は、時計の仲間で、アラームが鳴るまでの時間を設定でき、
残り時間を視覚的に把握しやすい。
視覚優位な息子にとって、時計よりも残り時間を把握しやすかったようだ。

秘密道具の使い方はこうだ。
まず、息子に宣言をする。
あと30分したらご飯だよ、とか、あと15分したらお風呂だよ、とか。
そして、この時計のアラームをセットして、間が来たらアラームがなるからそこまでだよ、とコンセンサスを取っておこう。

そして、時間が経ち、アラームがなると、視覚的にも残り時間がないことがわかるようになっていて、自然と次の作業に移り変われるようになってきていた。

えっ!この秘密道具、そんな力があるようには見えないけどなぁ、というのが購入後使う前の率直な感想でしたが、息子には効果てきめんだった模様。

broken 秘密道具

秘密道具のおかげで怒る回数が減り、日々に平穏を取り戻した頃、
秘密道具の針が進まなくなった。
アラームをセットすると、カチカチ、と時刻を刻む音はする。
そして、残り時間を0にすると、ちゃんとアラームもなる。
しかし、残り時間を示す表示が変化しなくなってしまったのだ。

電池を入れ替えてみてもダメで、残念ながら秘密道具はただのオブジェになってしまった。このオブジェは、名残惜しく、キッチンの棚に飾ってある。
ちょっと壊れるの早すぎだよ。

そして、また、息子の作業を止める手段がなくなってしまった。
また、怒ったり、強制的に止める日々に逆戻り…。
少しは改善したのかなぁ。でもあの秘密道具はあった方がいいなぁ。

これから

現在、もう一度秘密道具を買おうか、検討中。
無駄に怒るのを、避けられるなら、道具に頼るのも悪くない。
今度は、類似品ではなく、お薦めされた秘密道具にしてみたい。

なお、秘密道具は、タイムタイマーのこと。いろんなサイズがあるみたい。