息子の箸の移り変わりと上達のコツ
幼稚園や保育園で箸を使っている園児を見ると焦ってしまう。
うちの子、まだスプーンとフォークで箸を持たせたこともない、と。
そして焦って箸を持たせてみても、思うようには上達せず、
だんだん練習を嫌がるようになり、箸を握らなくなっていく…。
そんなことになったら、大変です。
この記事は、くじけやすい息子が箸を使えるようになるまでの経緯を記述します。
これから箸の練習をする子供の親御さんにとって参考になればと思います。
息子の箸の移り変わり
パパとママが息子の箸のことで焦り始めたのは息子が年中さんのとき。
幼稚園のお弁当の時間にお箸を持ってきている子がいるらしく、しかも年長からみんなお箸を使うらしい。
うちの子はまだスプーンとフォークも上手に使えていないのに!と、焦りました。
大人になると指先の延長のような気持ちで動かせるお箸。
でも、私自身、お箸を習得するまでは、どうしてただの二本の棒でご飯が食べられるの?と思ってたので、いきなり難しいお箸には挑戦せずに、
- 箸に馴染むこと
- つまむ動作を習得すること
を目標にエジソンのお箸を選びました。
エジソンのお箸
このお箸は、箸の上側がミッフィーの可愛らしい飾りで繋がれているので、箸を閉じると、必ず箸先が合うようになっています。
そのため、この箸を、可動範囲で動かしている限りは、つまむ動作をする手の動かし方になります。
そして、指用のリングが付いていて、正しい指の位置を覚えることができて、箸を落とすこともありません。
スプーンやフォークの合間に、このお箸を使って実際にご飯を食べてみることで成功体験を積み、息子に「箸使えるかも!」と思わせることに成功しました。
イシダ矯正箸
次に使ったのがイシダ矯正箸ちゃんと箸子ども用です。
エジソンのお箸では、箸の上側で繋がれていたのが、このお箸では、上から3分の1程度のところで繋がれているので、本来の箸の動かし方に近づいてきます。
また、このお箸では、指用のリングはなくなり、その代わりに着脱できる黄色いサポーターが付いていて、このサポーターに指を添わせることで正しい箸の持ち方に治っていきます。
エジソンのお箸よりも扱いが少しばかり難しくなりますが、お箸の柄もぐっと大人っぽくなるので、「お兄ちゃんになったね!」「もうすこしお兄ちゃん用のお箸を使ってみようか」とおだてながら握らせました。
そして、このお箸を使っているときに年長さんに上がってしまい、幼稚園の先生とも相談した上で、このお箸をお弁当用にも使っていました。
はじめてのマナー豆 すみっこぐらし
ついに、離れた箸の練習をすることになりました。
そこで使ったのが、「はじめてマナー豆 すみっこぐらし」です。
お箸の先端には着脱可能なすべり止めがあって、お豆をつまみやすくなってます。
マナー豆に挑戦するまでに、二つのお箸で実戦を潜り抜けてきたはずですが、ここが一番苦労しました。
どうしても箸がクロスしがちで、2~3回失敗すると息子はよくくじけてました。
くじけたら無理にはやらせず、パパが左手で練習してみせたりして面白おかしく続けました。
そのうち、一つ二つとつまめるようになると、面白くなってきたのかどんどん練習するようになって上達していきました。
このお豆たち、いろんな形があるので、形に応じた箸使いを習得することができます。
ここは、理解とかというよりもいろいろ試行錯誤して取りやすい向きや角度を体で覚えていく感じでした。
イシダ 三点支持箸
もう、ここまでくれば安心です。
最後に使った(今でも使っている)のが、イシダ三点支持箸です。
このお箸は、目ためも大人っぽくてカッコいい。
でも、指を置く位置が削られていて、指にフィットします。
なので、普通のお箸よりも落としにくく、力も入りやすいようです。
息子は、今ではお箸を得意げに使っています。
まとめ
息子の場合、年中さんから小学校に上がる前までの間にお箸を習得しました。
使ったお箸や練習の道具は、4つ。
段階を踏んで、無理なく、なるべく楽しくステップアップしていきました。
これからお箸を習得するお子さんも、段階に応じたお箸を使っていくと上達が早まるんじゃないかと思います。