フンギャア！という目覚め

悲鳴

北斗の拳でいえば、ひでぶ。
ドラクエ２でいえば、ぎょえーーっ！
そして今朝の目覚めは、フンギャア！だ。

二度目の朝

色水事件の後、無事に現実逃避ができたわけだが、
朝になっても全く体が動かない。
ママが、「パパ起きて」と言うと、
我が家のスケジュール時計が動き出す。

念のために説明すると、
スケジュール時計はドラえもんの秘密道具で、
スケジュールを絶対に守らせるロボットだ。
スケジュールを守らないと、
針のような手で突き刺されることになる。
ちなみに、フンギャア！は、
ドラえもんが刺されたときの悲鳴の声だ。

忍び寄る影

息子は、「パパ、起きなさい！」というと、
パパの掛け布団をはがし、
指を固めて突いてくる。
フンギャア！
元のネタが分かっている以上、
ドラえもんの悲鳴を真似るのが世の情けだ。

こいつドラえもんのスケジュール時計を見てから、
毎朝、スケジュール時計に成りきってやがる。

しかし、本来のスケジュール時計は、
スケジュールの紙を入れた人を対象とするが、
息子は、ママの一声で起動するようだ。

実は対策は簡単だ

息子より早く起きればいい。
ママよりも早く起きて紅茶の一つも淹れればいい。
早く寝ればいいのはわかっているが、
息子が寝た後の時間は、限られた自由時間。
そんなに早く寝る気がしないのだな。

ところで、普通は、
子供が起きなくて親は苦労するようだ。
しかし、我が家では、
息子が起きなくて困ったことは今までない。

毎朝、早くて困っているが、
それは、ないものねだりなのだろう。